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福岡県医報編集委員として

梅も家々の庭先でほころんでいます。
3月になりました。
いつの間にか梅の花もほころび、春の訪れを感じる今日この頃です。
今月は、福岡県医報の編集委員として「あとがき」を草稿しました。
昨年来の精神医療について、考察したことを綴っています。

昨年、精神疾患が4疾病5事業に加えられ、5疾病5事業となりました。
このことは精神疾患が非常に多く、これからは社会を挙げて取り組むべき
疾患として認定されたということです。
ご存じのとおり自殺の多発、その背景としてのうつ病の増加とともに、
長寿化にともなって認知症が急増している現状があります。
これは団塊世代700万人が、75歳を迎える2025年以後はもっと深刻になると思われます。
昨年、既設の福岡市、北九州市に加え、福岡県下5ヶ所に『認知症医療センター』が
設置され、そこを中心とした認知症医療のネットワーク作りがスタートしました。
こうしたネットワークの構築を図り、良質な医療を効率よく提供する体制を整えることは
地域医師会にしかできない役どころでしょう。
これからの認知症診療がスムースに運ぶことを期待します。
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